GoPro MAXで撮影してみよう[初期設定・基本操作]

今回は、GoPro MAXを使って、開封 → 初期設定 → 撮影までの流れについて紹介します。

GoProMAXを開封(付属品とその名称)

GoPro MAXの中身は、以下の通り↓

  1. GoPro MAX本体
  2. マイクロファイバー バッグ ・・・ GoPro本体のみを収納するバッグ
  3. 保護レンズ x 2 ・・・ GoProを使用するときにレンズに取り付けるキャップ
  4. レンズ キャップ x 2 ・・GoProを使用しないときにレンズに取り付けるキャップ
  5. 充電式バッテリー ・・・ GoPro本体内に入っているバッテリー
  6. マウント用バックル ・・・ オプションの別売マウントを付けるときに使用する状
  7. サムスクリュー ・・・ マウントを固定するネジ
  8. 粘着性ベース マウント (曲面) ・・・ ヘルメットなど湾曲した部分に取り付けるために底面がシール状になっているマウント
  9. USB-C ケーブル ・・・ 充電したり、パソコンと接続するときに使用するケーブル

本体+8種類の付属品が入っています。

マウント・付属品の取り付け

まずは、マウントや付属品をGoPro MAX本体に取り付けます。

マウントの取り付け

GoPro本体の土台となるのが『マウント』です。

ただし、GoProの基本セットにはマウントは付属していません。

別途購入が必要です。

マウントには色々な種類があります。

手持ち棒や三脚になる『ショーティー』やヘルメットやバイクに取り付けるタイプなど、用途に合わせて必要なマウントを選びます。

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基本的な取り付け方は、全て共通です。

GoProの突起に合わせて、マウントの凹み差し込み、横からサムスクリュー(ネジ)で固定します。

詳しくは『GoProのマウント取り付け方法』参考にして下さい。

保護レンズの取り付け

保護レンズは、レンズに傷が付かないためのカバーです。

ギュっと押し込むだけでハメることができます。

しかし、レンズをGoProにハメる前に一つだけ、「必ずやっておくべきこと」があります。

それは、保護レンズ内に残るホコリを取り除くこと。

保護レンズ内にホコリが残ったまま撮影すると、映像に薄っすらと白い映像が残ってしまいます。

できれば、エアダスターを使って、ほこりを吹き飛ばしてからはめ込みましょう。

ちなみに私の場合、保護カバーは買ったときに取り付けて以来、一度も取り外していません。

保護カバーを取り外さずに収納できるケースを使ってます。

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ただし、保護カバーを付けたままだと、持ち運びのときや撮影で位置を調整するときに、手が当たってしまうことがあります。

保護カバーに指紋が付くと、映像に映りこんでしまうので、必ず撮影前には保護カバーをクリーニングクロスでキレイに拭き取ります。

それもあってか、最初から保護レンズはを付けないまま使用する方もいます。

バッテリーの取り付け

バッテリーは、GoPro本体のサイドカバーを開けて、その中に入れます。

向きは、GoProの液晶画面がある方にバッテリーの注意書きを合わせて下さい。

ちなみに、バッテリーの先に付いているペラペラしたシートは、GoPro本体からバッテリーを引っ張り出すときに使用します。

バッテリーにモバイルバッテリーを使用する場合は、下記をご覧ください↓

GoProにモバイルバッテリーを接続して、充電しながら長時間撮影する方法

GoProの充電方法

GoProの充電方法は2つあります。

  1. パソコンとUSBケーブルで繋ぐ
  2. 家庭用コンセントにACアダプタで繋ぐ

パソコンとUSBケーブルで繋ぐ

GoPro本体とパソコンをUSBケーブルでつなぐと、自動で充電が始まります。

ただし、パソコンは急速充電に対応していないので、充電が満タンになるまでは非常に時間が掛かります。

また、お使いのパソコンによっては、GoProに付属しているUSBケーブルでは端子が合わない場合もあります。

GoProに付属しているUSBケーブルは、片方が『USB Type-C』もう片方が『USB Type-A』です。

GoPro側のUSB端子は『USB Type-C』なので、パソコン側の端子は『USB Type-A』でなければ、ケーブルを挿すことができません。

もし、パソコン側が『USB Type-C』の端子しかない場合は、USB Type-C同士のケーブルを購入する必要があります。

MacBookや最新のパソコンでは、USB Type-A端子を搭載しておらず、USB Type-C端子(もしくは、LIghtningなどその他の端子)しか搭載していないモデルもあります。

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家庭用コンセントにACアダプタで繋ぐ

USB・ACアダプタ充電器を使えば、家庭用コンセントからGoProを充電することができます。

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このUSB・ACアダプタ充電器にはケーブルは付属していませんが、GoPro本体に付属しているUSBケーブルが使えます。

ACアダプタには『USB Type-A』端子側を挿し、GoPro側は『USB Type-C』端子側を挿します。

なお、急速充電に対応しているので、充電完了までのスピードは非常に速いです。

初期設定

GoProの初期設定は、「GoPro本体側の設定」と「GoProを接続するためのスマホ側の設定」があります。

初期設定が完了すると、スマホでもGoProを操作できるようになるので、撮影のコントロールやGoPro内の撮影データの閲覧&編集が可能になります。

GoProの起動・初期設定

GoPro本体の左下にあるボタンを押すと、「ピピピッ」と音が鳴って、GoProが起動します。

あとは、GoProの画面に表示される内容に従って、項目を選んでいくだけです。

言語 ⇒ 日本語

法的事項 - このGoProを使用することで、利用規約(gopro.com/legal に掲載)に同意します。 ⇒ 同意する

GPS - ビデオと写真の撮影場所を取得します。 ⇒ オン

GOPROアプリ - 1.スマホにGoProアプリをインストールして設定を完了する。2.カメラがオンの状態でアプリの指示に従う。

スマホにGoProアプリをインストール

GoProの画面に、GoProアプリのインストールを促す文章が表示されたら、下記よりスマホにアプリをインストールしてください。

GoProアプリを起動し、GoProを検知できれば、ワイヤレス接続(Bluetooth+Wi-Fi)の設定が完了します。

これで、スマホからGoProの操作(Bluetooth)やGoPro内データの取り扱い(Wi-Fi)ができるようになりました。

もし分からないことがあれば、GoPro代理店が公開している動画も参考にしてみて下さい↓

撮影方法

GoProの撮影方法は2通りあります。

  1. スマホアプリでGoProをコントロールして撮影
  2. GoProを直接操作して撮影

スマホアプリでGoProをコントロールして撮影

まずは、スマホにインストールしたGoProアプリを起動します。

「GoProをコントロール」をタップ。

接続が成功すると、「ピピピッ」と音が鳴りGoProが起動します。

撮影開始

あとは、画面中央下にある大きな丸をタップすると、撮影がはじまります。

撮影停止

もう一度、画面中央下にある大きな丸をタップすると、撮影を停止します。

EPICとは?

※EPICとは、目印です。

撮影後、動画を編集するときに役立ちます。

例えば、撮影中にカッコイイ場面や衝撃的なシーンに遭遇したとき、EPICマークをタップします。

すると、編集画面上では、EPICした時間の位置にラベルが表示されます。

GoProを直接操作して撮影

撮影開始

  1. GoPro本体の左下にある電源ボタンを押してください。
  2. 「ピピピッ」と音が鳴りGoProが起動します。
  3. もう一度、電源ボタンを押すと、撮影モードが[ビデオ]- [写真]-[タイムラプス]と切り替わります。
  4. 撮影モードが決まったら、本体の天面にあるボタンを押してください。
  5. 「ピッ」と音が鳴り、撮影がスタートします。

撮影停止・電源オフ

  1. 撮影をストップする際は、もう一度、本体の天面にあるボタンを押して下さい。
  2. 電源をオフにするには、左下のボタンを3秒以上長押しです。
  3. 指を離すと、「ピピピピピピピッ」となって、電源が切れます。

撮影で注意すること

撮影自体は、全く難しくありません。

電源のON/OFFの仕方と、撮影ボタンだけ覚えておけば大丈夫です。

設定も、基本的に購入したままでOK。

少し使い方に慣れてきたら、色々と変更してみて下さい。

最後に、撮影直前に気を付けたいチェックポイントを5つ紹介します。

撮影画質を下げ過ぎていないか?

最初のうちは、できるだけ最高画質で撮影するようにしましょう。

SDカードの容量を節約したい気持ちは分かります。

しかし、高画質で撮影していた方が後の編集で役立ちます。

例えば、ズーム。

シーンを拡大したときに、撮影したときの画質が低いと、非常に荒い映像になってしまいます。

撮影モードは間違えてないか?

特にGoPro MAXは色々なモードを搭載しているので、注意が必要です。

360度モードで撮影したいのに、HEROモードで撮影してしまうと、もうどうしようもありません。

レンズが汚れていないか?

レンズに指紋や汚れが付いていると、映像にもしっかりと残ってしまいます。

撮影前はレンズに手を触れないように注意して、クリーニングクロスで磨きましょう。

バッテリーは満タンか?

バッテリーの充電には時間が掛かります。

撮影直前にバッテリー残量がないことに気付いても、もう遅いです。

予備として、モバイルバッテリーを持っておくのがオススメです。

モバイルバッテリーがあれば、給電しながら撮影ができます。

GoProにモバイルバッテリーを接続して、充電しながら長時間撮影する方法

SDカードは入っているか?

SDカードも予備があると安心です。

SDカードも故障しますし、予定よりも撮影時間が長くなり、容量が足りなくなる場合もあります。

私のようにパソコンに挿したまま忘れることがあるかもしれません。

大事なデータが入ったままのSDカードを持って来てしまい、泣く泣く現場でフォーマットしたこともあります。

SDカードもそこそこの値段するので、強くは言えないのですが・・・